日本の株式市場は、一時、終値で震災後の安値を更新する日がありました。ヨーロッパでの信用不安が続く限りは、大幅な上昇相場にはならないと思います。ギリシャの債務問題では、当面はヨーロッパの各国で支援を継続する可能性が高いので、多少の反発はあるでしょうが、まだまだ予断を許さない状況は変わりありません。したがって、証券投資には慎重になる必要がありそうです。ヨーロッパでは、ギリシャ以外の国に対する信用不安が懸念されています。イタリアやスペインで、国債の利回りが上昇すると、ヨーロッパの金融機関は大打撃を受けてしまいます。近く予定されている欧州安定基金の拡充が行われるかが、焦点になりそうです。欧州安定基金の拡充が決まれば、多少相場も落ちつくのかもしれません。
